http://www.nicovideo.jp/watch/sm9995498
とてもタイムリーな話ですがやはり書かざるを得ない!
もちろん私は反対です、ヘタレ絵描きの一人として反対する。
この手の条例はやはりそういう表現をするしないにかかわらず
創り手の意欲を大いに減退させることは間違いありません。
(ピアノで言うなら自由に曲を作ったり弾いたりしていいが
この和音だけは決して弾いてはならないというようなものです。)

私がイラスト等の絵にハマったのはやはり無限の可能性に惹かれたからです。
東方のような素敵な世界に関する私の想像・妄想を、
スキルさえあれば何でも形にできる、その可能性です。
どのような形であれ、その可能性にリミットをかけてしまうのは、
これからの日本の世界に誇るアニメ・漫画文化に大きな
ブレーキをかけてしまうでしょう。

しかし、この問題のもう一つの点はやはり出版業界全体にもあると思います。
とうとう、この条例に関して出版業界全体がNoを表明したそうですが
(http://natalie.mu/comic/news/29214)
その一文にこのような物があります

-----------------------------------------------
このような観点から昭和38年に設立された出版倫理協議会では、青少年に見せたくないコミックやグラフ誌に対しては、出版ゾーニングマークをつけたり小口シール止めを施し、書店、コンビニでの区分陳列や対面販売を徹底するなど自主規制に努めてきた。

しかし、今回示されている条例改正案は、業界のこのような自主規制の努力をないがしろにするものと言わざるをえない。
------------------------------------------------

たしかに努力はしていましたが、それは十分だったといえるでしょうか?
私はそうでないと思います、特に最近のライトノベルやBL本の傾向は
目に余るものがあると思っています。
文章の内容、挿絵の内容、あまりにギリギリのグレーゾーンで
金儲けをし過ぎているのではないでしょうか。
これはただの18禁本と大差ないのではないかというような物もちらほら・・・
今は、この条例を作ろうと推し進めるPTAや都議会に対する批判がメインに
なっていますが、こういう議論を呼び起こしてしまうまうような
出版物をたくさん世に出し続けてきた出版各社の責任も見逃せません。

なにはともあれ、このような条例が通ってしまわないことを切に願います。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索